クローン病の食事療法で注意しなければならないのは、辛みの強い香辛料を避けること。でも、「たまには食べたい」という方のために、管理栄養士おすすめのレシピを紹介します。
下痢や腹痛の悪化につながることも
炎症性腸疾患の患者さんにおいては、一般的に辛みの強い香辛料は控えた方が良いとされています。
ただし、香辛料には辛みの強いもの以外にも、ハーブのような香りづけのために使われるものもあります。
辛みの強い唐辛子やペッパー類、からし、わさびなどは、下痢や腹痛の悪化などにつながりやすいといえます。そのような香辛料を使う頻度や量には気をつけましょう。
●辛みがない麻婆豆腐レシピ
レシピ監修/東京医科歯科大学医学部附属病院 臨床栄養部 斎藤恵子先生(管理栄養士)
<参考>『炎症性腸疾患患者さんの食事についてQ&A』難治性炎症性腸管障害に関する調査研究(鈴木班)
文/おいしい健康編集部